茶花


茶会に行かれますと、お床に花が飾られています。この花のことを「茶花」と言います。
この茶花の扱いについて、千利休は
は野にあるように」とおっしゃっています。
四季折々の茶花の一例をご紹介します。
また第56回茶道夏期講座で紹介されました「茶花を活ける」の一部をご紹介します。
最後に「
我が家の茶花」を紹介します。

出展:「茶花づくし」講談社刊

初冬から春の茶花

初冬から新春にかけての茶花としては、椿、梅そして水仙などが多く用いられています。とくに椿は、「炉の花は椿」といわれるくらいに、多用されています。
延齢草は、大きな三枚の葉に小さな一輪の花がその真ん中につく野草です。

春 春 春
椿
紅梅・白椿↑
赤芽柳
赤芽柳↑・西王母椿
延齢草
延齢草

夏の茶花

「いずれ菖蒲か杜若」といわれますように、菖蒲と杜若は良く似ています。
表千家では、宗旦むくげといえば、白の一重をいいます。

夏 夏 夏
杜若 花菖蒲 宗旦むくげ

秋の茶花

河原撫子や桔梗は、秋の七草に含まれており、昔から親しまれた花です。

秋 秋
河原撫子 桔梗

冬の茶花

灯台躑躅は、枝が室内照明の灯台の脚に似て三叉状なことから名付けられました。
蝋梅は、花が蝋細工のようなことから名付けられた。
山芍薬は、初夏に一重の花を咲かせますが、秋には実をつけて華麗な姿に一変します。

冬 冬 冬
灯台躑躅
灯台躑躅
素心蝋梅
素心蝋梅
山芍薬
山芍薬

茶花を活ける

第56回大阪茶道会主催の「茶道夏期講座」においてご紹介されました「茶花を活ける」の一部です。

司会は飯野恵子さん(NHK大阪放送局所属)です。


珍しい茶花

花筏 別名ママッコ (飯っ子)。
ミズキ科の落葉低木。高さ一〜二b。北海道南部以南の山地に生え、観賞用に栽培される。葉は長さ七〜一五センチの先の尖った広楕円形。葉の表面の主脈の中央に淡緑色の小さな四弁花をつける。雌雄異株。雄花は数個、雌花はふつう一個。花期五〜六月。果実は八月ごろ黒く熟す。
花も実も、四方に開いた葉との風情が茶花に好まれる。水揚げはよく、実がうす紫に色づきはじめる六〜七月に少量出回る。

「茶花づくし」より

我が家の茶花

我が家の床の間にも茶花を飾っています。
9月に入って、今の季節、我が家の床には、矢葉すすきの茶花を飾っています。

松と梅 桃と椿
梅と椿 矢葉すすき

目次へ戻る