女人高野 室 生 寺平成17年11月13日(日)に、「第20回室生寺もみじの茶会」が開催されました。 この室生寺もみじの茶会、平成18年以降は、残念ながら実施の目処が立っていません。 西に位置する、(昔の話?で)女人禁制の高野山に対し、女人高野で有名な奈良室生寺。 室生寺へ行く途中、6月中旬から7月にかけて、ホタルが乱舞する様を鑑賞できる場所があります。平成12年と13年の二回鑑賞させていただきましたが、ホタルの多さにびっくりしました。私の美貌?に迷ったホタルが私の肩に止まったときは驚きました。 太鼓橋を渡って室生寺へ入ります。 室生寺では、毎年11月の第二日曜日(平成14年は11月10日)に、「紅葉の会」と銘打ってお茶会が盛大に開催されました。平成13年も11月11日に開催されましたが、1000人の方が野点(のだて)で一服いただいたそうです。
寺境内の配置図を示します。 室生寺で有名なものの一つに国宝五重塔があります。塔は二つの点で非常に有名です。
一つは、平成10年の秋の台風で、杉が根こそぎ倒れ、このため五重塔が一部損傷しましたが、わずか2年で修復されたこと。
もう一つは、この塔は、日本で最も小さく、高さが16.1メートルであるということ、です。 室生寺には、重文や国宝の建物や像が沢山安置されています。山野の風景とともに、建物や像を心ゆくまで眺めていると心が安らぐでしょう。
室生寺略縁起 室生は古代から水神の聖地として知られ、今も竜穴や竜穴神社などにその面影をとどめているが、奈良時代には皇族の病気平癒祈願が行われて霊験があり、こうしたことから八世紀の末期、興福寺の僧賢憬が勅命を奉姦丁じて、国家のために建立したのが室生寺である。
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