いけばなのいけかた

「嵯峨御流いけばなフリーレッスン」「ときめきの花」より

直角二等辺三角形の中に、天(体)、地(留)、人(用)の三才の格をはめたものが基本とします。
花態の 種類		配り木
縦姿		横姿
寸法		三才の 方位

基本的には水盤に景色を盛りいけ、その風趣をいけ表す様式花です。
花態の 種類			役枝の配置 右盛体 左盛体
正式花態		�@花器に向かって左の方に盛る花 �A花器に向かって右の方に盛る花 �B花器の前の方に盛る花 �C花器の後ろの方に盛る花
役枝の 寸法と 傾斜角度		・体は花器の直径の約1.5倍 ・用は体の2/3 ・相は体の1/2(用の2/3) ・右相、左相は相より低く。枝ぶりに応じて長さを決めます。
花留め

一振りの枝の美しさをビンに移し取っていけあらわす。
花態の 種類
基本的な 構成 体の傾斜		体の方向
留の種類	前留(体の前方に挿す) 横留(体の横に挿す) 向う留(体の向こうに挿す) 間留(体と添枝の中間に挿す) 見越留(体や添枝を見越して後方に挿す) 乱れ留(体の足元から三方四方に乱れたように挿す)

真言密教の六大思想を基本原理とし、六っの役枝によって構成されています。
花態の 種類		役枝と 六大	六大 地、水、火、風、空、織 役枝 下位より 地　−　受 水　−　流し 火　−　曲心 風　−　控 空　−　直心 織　−　前作り・懐
役枝の 振り出し