癌になりたくない人のために


貴方は癌に対してどのような考えをお持ちですか。

ある日、医者から「貴方の臓器は癌に冒されています」と言われたら・・・
貴方は、この言葉を素直に受け入れられますか。

平成14年、現天皇陛下はこの言葉を受け入れられ、国民の皆さんに公表されました。

癌は、不治の病と言われています。しかし、癌の発見が早く、初期癌であれば完治するとも言われています。
何故人は、癌にかかるのでしょうか。全ての人が癌にかかるのでしょうか。

1981年に癌は日本人の死因の一位になりました。そして、癌による死亡人数は、毎年増加の一途と言います。癌に対する治療法は進歩していないのでしょうか。


興味ある癌に関する記事

ここで、癌に対する正しい知識を持って頂くために、興味ある記事を紹介しますので、参考にして下さい。


癌と虫歯には共通点がある
それは、双方とも異常が発見されたら即治療が必要と言うこと。自然治癒が望めないことだ。

岡惺治著「危ない医学常識」より


癌の自然治癒例=癌は熱に弱い=
1866年、ドイツのブッシュ医学博士は、ガンの自然治癒例を世界で初めて発表しました。肺炎や丹毒などの発熱性疾患に躍ると、ガンが消滅することがあることを発見したのです。同博士によると、ガンの自然治癒例を調べたところ、全員が、丹毒(発熱・悪寒・痛みを伴う皮膚粘膜の化膿性炎症。急性伝染病)や肺炎によって発熱した経過後に自然治癒していたというのです。
 また、ガン細胞と正常細胞を一緒に培養し、温度を上げていくと、ガン細胞だけは39.6℃以上になると死ぬが、正常細胞は43℃まで生存したという研究報告もなされています。
 バセドー病の患者がガンに躍りにくいこともわかっています。バセドー病は、代謝がよくなりすぎて(代謝元進)、発熱・発汗・イライラ(精神不安)、体重減少などを来す病気ですが、この病気の患者の発ガン率は、一般人の千分の一以下なのです。これも、ガンが熱に弱いことの証左だと言うことができます。
 ガンは人間の身体のどの臓器・器官にも発生するとされていますが、心臓と脾臓には発生しません。心臓は、四六時中動いて熱を出しているし、脾臓は、赤血球が集まっていて体温が高い臓器だからです。
 逆に、ガンができやすい臓器は肺、食道、胃、大腸、子宮などの管腔臓器です。構造的に管になっており、内腔は「空」なので、熱産生が低いうえに、体温より常に温度の低い外界と繋がっています。つまり、体温の低い臓器なのです。
 ガンは熱に弱いことがわかってきたのですが、逆に言えば、「冷え」はガンの温床になるということもできるわけです。
 ガンが熱に弱いのなら、ガンの予防・治癒を促進するには、体温を上げればよいということになります(現在、温熱療法として癌治療に取り入れている病院もあります「家庭の医学」より)。体温が上昇すると、血液中の余剰物や老廃物などが燃焼して血液がきれいになりますし、また、体内の掃除屋″的細胞である白血球の働きが高まり、老廃物をどんどん貪食してくれるからです。

石原結實著「ガンにならない血液をつくる」より


胃癌は切らずに治せるのか
 おぼれるものは、ワラをもつかむ。冷静さを失ない、理性におとし穴ができるのは、病気のときである。そんなときの心理につけこむ悪魔が、世の中にほ多い。「うまい話」というのがそれだ。ほんとうは、「うまそうに見えるインチキ話」なのだが、そうと気づかせないところが、悪魔なのである。
 どんな病気でも治るという宣伝なども、冷静に考えれば、実に不思議な話だ。ほんとうにそんなものがあれば、他の医療は存在価値がない。だが、正しい医療は、そんなクスリや治療法の存在を骨定しない。肯定できるほどの、学問的な棍拠も実証もないのである。
 医療とは公共的なものだ。万人に普及されてこそ、その意義がある。うまい方法があれば、健康保険でどこででもでき、だれでも受けられるようにすべきだ。それをやらないでいる秘伝のようなものは、インチキか自信がないか、金もうけだけのものか、いずれかでしかない。大ていは、その全部だろう。
 あやしげな治療法が、かならず表看板にするのは、「治った実例」である。「わたしは、これで,治った」という体験者の存在は、訴える力が大きいから、最高の宣伝価値がある。治ったという人に、ケチをつける気はないが、医学界に肯定されていない医療には、必ず裏がある。たとえば、「治った実例」の裏には、数知れない「治らなかった実例」がある。治らなかっただけならまだしも、「泣かされた実例」が多いのである。しかしそれは、めったに表面には出ない。患者側がわるいことにされてしまうからである。言ったとおりにしなかった。ほかの医療を併用した。この治療に疑いをもった。そういう理由づけで、患者のせいにされてしまう。

 この種の治療は、どんなに医学的に見えても、けっしてそれを医学会などに発表しない。発表できるシロモノでないから、発表できないのだが、彼らは「学会がとり上げない」などと言う。実は、発表する気など毛頭ないし、そんな価値のないことは、自分でちゃんと承知している。要するに金もうけになればいいので、金をしぼられる人こそ、いいツラの皮である。 
うっかり発表すると、やたらに真似されるから発表しない、という宣伝文を見たこともある。これこそ噴飯もので、真似されるほどの価値があれば、それこそ堂々と金もうけできるはずなのだ。もしそういう宣伝を見たら、「真似されるほどの価値もないので、発表できない」と考えればいい。
 ともかく私たちは、インチキにひっかかってはいけない。金もうけのエサになっては大変だ。ところが困ったことに、高い金をとられると、一時的に暗示にかかりやすいのである。高価薬が効きそうに感じるようなものだ。
 だいたい、「必ず治る」と言われれば、それだけで心理療法になるから、一時的によくなる人がいる。中にほ、ほんとうに全快する人がいても、不思議ではない。しかしそれは、偶然そうした精神療法が、奏効するタチのものだったにすぎない。しかも自分で高い金を支払うところが、ミソなのである。
 その上いけないのは、正当な医療行為のように見えるものが、少なからずあることである。いかにも、まともな根拠がありそうに思えて、ひっかかる人がいる。とは言っても、ひっかかる方も、少しはわるい。が、ひっかける方が何十倍もわるいことは、もちろんだ。
 さて、胃癌を切らずに治すというのも、この手合いである。もし、切らなければ治らない癌が、ほんとうに切らずに治せるのなら、とっくにノーベル賞だ。しかし残念なことに、現代の医学で、切る以外に治す方法のない癌を、切らずに治したという実例をもっている癌学者は、いないだろう。

 では、切らずに治したという実例は、何なのだろう。その答えは簡単である。もともとその病気が、癌ではなかっただけの話だ。つまり、癌だという診断そのものが、でたらめなのである。おそらく、切らずに治ったという癌の診断根拠を、癌学会あたりで求めたら、実例は一つも出てこないに決まっている。
 A病院で癌と診断されて、B大学へ行った。B大学でも結局見離された癌患者がいた。それを切らずに治した。そういう実例なるものを、くわしく調べれば、おそらくA病院でもB大学でも、けっして癌という確定診断を下していないはずである。
 たとえば、癌の疑いは少なくても、精密検査の必要な症状のとき、「癌だといけないから」という説明をすると、患者によっては、自分で自分の病気を癌だときめてしまう。家族に「癌の疑いがある」とでも言おうものなら、百%癌だと信じこんでしまう場合もある。
 医学でほ、「疑わしきは罰する」原則が、生命と健康を守るのに安全である。そこで、疑いの段階で手術にふみきることほ、いくらでもある。しかし、やほり少しでもムダに切ってはいけないから、慎重に精密検査を行なうのも、医学の良心である。ところがそれをやっていると、「医者ほもう見放した」と断定してしまう人が出てくる。
 第一、癌の宣告は死の宣告にひとしい印象のあるかぎり、医者は、癌でも内緒にしているのが常識になっている。にもかかわらず、切らずに治したという人の口からは、「癌を宣告された」ということばが、簡単に出てくるのである。それこそ患者側の独断か誤解にちがいない。でなければ、癌でないものを、故意に(金もうけのために)癌にされてしまっていたのである。
 切らずに治った胃癌は、もともと癌ではなかったのだ。だからそういう人は、今後、本ものの癌が手遅れにならないよう、せいぜい正しい健康診断を受けていないと、損をする。

1970年発行岡惺治著「危ない医学常識」より


癌治療に自然療養を取り入れた病院

スイスのチューリヒビルヒャーベンナー病院
ドイツのミュンヘン市民病院
イギリスのブリストルガンセンター
ゲルソン病院

2002年発行石原結實著「ガンにならない血液をつくる」より


癌を防ぐための12箇条

1 いろどり豊かな食卓にして − バランスのとれた栄養をとる
2 ワンパターンではありませんか? − 毎日、 変化のある食生活を
3 おいしい物も適量に − 食べすぎをさけ、脂 肪はひかえめに
4 健康的に楽しみましょう − お酒はほどほどに
5 たばこを少なくする − 新しく吸いはじめることのないように
6 緑黄色野菜をたっぶり − 食べ物から適量のビタミンと繊維質のものを多くとる
7 胃や食道をいたわって − 塩辛いものは少なめに、あまり熱いものはさましてから
8 突然変異をひきおこします − 焦げた部分はさける
9 食べる前にチェックして − かびの生えたものに注意
10 太陽はいたずら着です − 日光にあたりすぎない
11 いい汗、流しましょう − 適度にスポーツをする
12 気分もさわやか − からだを清潔に

国立がんセンターによる



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