2018.11作成

小児歯科医療のあり方について


2015年12月に
「これからの小児歯科医療のありかたについて」の提言が日本小児歯科学会からありました。

内容の要約
  • 小児の虫歯は減少しているが、親の無理解、無関心で虫歯のある子供は 一定の割合で常に存在している。
  • 歯周病は小児期から徐々に増加しており、とくに、15歳から19歳の思春期、青年期に増加傾向がある。そして加齢とともに増加傾向にある。
  • 口呼吸や指しゃぶり、舌癖の小児は口腔機能の低下をより、食べ物をうまく食べれない可能性がある。小児期における正常な口腔機能の発達は 大変重要な課題となる。
  • 大学歯学部の学生のうち、将来小児歯科へ進む人数が減少傾向にある。
  • 歯と口腔の健康が全身の健康に重要な役割を果たしている。このため、医療連携の観点から、子供医療センターには歯科の設置が望まれる。
  • 歯の健康な人ほど 医科、とくに脳梗塞や肺炎に掛る治療費が低い傾向がある。
  • 母体内で形成される歯が健全に発育するために、妊娠前に歯科疾患は治療することが望まれる。
全文はhttp://www.jspd.or.jp/contents/common/pdf/main/jspd_arikata.pdf

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