お茶のお菓子には 主菓子(生菓子の類)と干菓子(あられ・押物、落雁などの乾いたお菓子)の二種類があります。薄茶のお茶席の場合は 主菓子につづいて干菓子がでてきます。
懐紙ごとお菓子を持って、菓子切り(黒文字楊枝)できって一口ずつ食べます。お抹茶が運ばれてくるまでには食べきっておきましょう。
お干菓子は 漆器の盆で運ばれてくるので、一種類ずつ手で取って懐紙にのせます。盛られた形を壊さないように向こうを取ってから手前を取ります(二種類の場合)。
主菓子は一服目のお茶のため、お干菓子は二服目のお茶のためですが、主菓子・お干菓子が同時に運ばれる場合もあります。そのとき お干菓子は懐紙にのせて、膝横に置きます。(食べない場合は懐紙に包んで持って帰ります)。
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