御 題


2024の御題「和」

 「和」の字は、軍門の標識を示す「禾」と祝詞を入れる器「口」が合わさった形。軍門の前で誓約して講和することを「和」と言います。わが国は、戦後七十八年にわたって一度も外国と戦火を交えることがありませんでした。恒久平和を国是とする日本のあり方を、私たちは大切にしていきたいと思います。
 厩戸皇子(聖徳太子)が十七条憲法の第一条に「以和爲貴、無忤爲宗(和を以って貢しと爲し、忤ふること無きを宗とせよ」と示されたのは、まさに本邦の国柄でしょう。日本のことを「和」と呼び、また 「大和」 とも言います。
 「やまとは国のまほろば たたなづく青垣 山ごもれる やまとし麗し」
(『古事記』ヤマトタケルノミコト)
 和合と調和の価値をよく知るべき華道家として、今年も同門の皆さまと共に平和を言祝ぎ、祈念いたしたく存じます。
出典 旧嵯峨御所 嵯峨御流華道総支所 華務長 辻井ミカ



「花材」珊瑚水木 大王松 シンビジウム 南天 ドラセナ・コンパクタ
 「花台」メタルプレート「吉祥」

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