日本陶磁器の窯元は、ほぼ全国に存在している。

このうち、鎌倉以前から現在継続している窯のうち、当初発見された、瀬戸、常滑、信楽、越前、丹波、備前などを「日本の六古窯(ろっこよう)」と言われているが、これらに類する古窯は、他にも多々確認されたために、現在は、「中世古窯」と総称されるのが、定説となっているようです。

ここでは、六古窯だけでなく、地方の珍しい窯元を順次紹介していきたいと思います。

住所 一  言
益子 栃木県益子町 陶芸家「浜田庄司」の民芸
笠間 茨城県笠間市 「特徴がないのが特徴」とか
無名異 新潟県佐渡郡相川町 無名異とは、漢方薬の名称
会津本郷 福島県会津本郷町 東北最古の窯
九谷 石川県寺井町 絵付にあり
瀬戸 愛知県瀬戸市 「せともの」の代名詞
美濃 岐阜県 桃山を象徴する名陶の里
常滑 愛知県常滑市 朱泥急須
信楽 滋賀県信楽町 「たぬきのタロウ」の本家
伊賀 三重県阿山町 七度焼き、数回焼かないと味が出ない。
越前 福井県宮崎村 大壺
京都 清水焼きとは、京焼のこと
丹波 篠山市今田町 丹波の七化け:時代時代にあったものが作られた
備前 岡山県備前市 伝統の様式「無釉の焼締め」
山口県萩市 萩の七化け:使い込むと色が変わる
有田 佐賀県有田町 日本の磁器発祥の地
唐津 佐賀県唐津市 李朝の技術

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