茶会や催しものの思い出から

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茶花の里

茶花の里へご案内します。最寄り駅は南海・近鉄の河内長野駅です

平成14年7月の茶道本部釜開催地の「茶花の里」を見学してきました。
場所は、上記地図の通りで、車の方は、滝畑または関西サークルセンターの案内板を頼りに進むと良いでしょう。ちょうど関西サイクルセンターの手前、左手に位置しています。バス停は、スグ前に位置し、茶花サロンに通じています。

中はかなり広く、園内の散策は無料です。入口を入ったところにラウンジがあって、茶事料理が楽しめます。園内の半周を見学してきましたが、いろいろな茶花が咲き乱れていました。

里への入口です 入った正面にある石碑です
里にある茶室です 茶花の里だけあって、花が咲き乱れています

入口を入って左方の奥には、陶芸教室や大浴場があります。
陶芸教室を覗いてきましたが、数人の方が陶芸に取り組んで居られました。月と金はNHK講座のためダメだそうですが、そのほかの曜日なら10時から16時まで開いているそうです。陶芸は事前に予約なさった方がいいでしょう。電話は、0721-53-7305 (河内長野市日野1520)です。

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文楽公演

私は平成13年1月、生まれて初めて文楽を鑑賞しました。
この時頂いたチラシを紹介します。

文楽初春公演 大阪文楽内で、毎年1月に茶会を開いています

国立文楽劇場からご観劇の皆さまへ

文楽の魅力−人形浄瑠璃「文楽」ご鑑賞のお勧め

時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
日頃は、国立文楽劇場の各種事業に格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

いよいよ21世紀という、この歴史的な時を迎えるにあたり、私たちも古典芸能、とりわけ地元大阪で生まれ、庶民の手で育まれた「文楽」の普及振興に、一層の努力をいたす所存でございます。日本の誇るべき宝として、また世界でも類の見ない偉大な芸術として評価される人形浄瑠璃「文楽」は、道頓堀に竹本座の櫓を上げて300年、創始期からは実に400年という歴史を重ね、現代にいたっております。

ご存じの通り「文楽」は、大夫・三味線・人形の三業が一体となってつくる演劇です。
大夫が語る義太夫の優れた文学性、高い音楽性・芸術性、太棹三味線の豪快な響き、三人で遺う人形の高度で繊細な表現力、また人形の首やかつら・衣裳のもつ精緻な工芸性、そして、舞台装置・照明・音響効果が複合して作り出す独特な劇場空間の美しさ…こうした演劇としての構成美は観るものを圧倒させます。加えて、文楽の舞台は、長い年月をかけ厳しい修行によって技芸を身につけた大夫、三味線、人形の三業が、緊密に共同しながらも常に緊張感を持ちつつ、つくりあげています。このような骨太で厳格な取り組み方こそが、文楽が今日まで続き、また21世紀で世界に向かって歩み出す力の源泉といえましよう。

昨年度、当劇場において「文楽」をご覧いただいた方々は、年間のべ10万人でした。残念なことではありますが、これは大阪市の人口の5%にもなりません。舞台芸術とは、観てくださるお客様がいて初めて成立するものです。お客様がいなければ、どんなに素晴らしい舞台であっても存続し、発展することはできないのです。だからこそ、大阪で生まれ育ったこの「芸能の宝」をもっと多くの方々に観ていただき、21世紀にはさらに多くの人々に支えられる「文楽」にしたいというのが、私たちの願いであります。
ご来場の皆様には、ご観劇の感動をどうか一人でも多くの方々にお伝えしていただき、ファンの輪をさらに広げていただければ幸甚に存じます。
今後とも、皆様のあたたかいご支援とご協力をよろしくお願い申し上げます。

文楽初春公演における茶席

平成21年度の初春公演における茶席は無事終了しました。
来年も初春文楽公演では、例年通り茶席が設けられます。
私の茶当番は、毎年1月9日です。
お気軽にお立ち寄りくださいませ。
と言いたいのですが、残念ながら現在は茶席は開いていません。

写真は、平成21年の様子です。

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茶道夏期講座を受講して

2004年度 第56回茶道夏期講座

司会司会者

第56回夏期講座はサンケイホールで開催されました。

 
開催日時  8月1日(日)午前9時30分開場
場   所 サンケイホール(北区桜橋、地下鉄西梅田)
主   催 社団法人 大阪茶道会
後   援 文化庁、大阪府・市教育委員会、NHK大阪放送局
入場券 大阪茶道会または茶道の先生へ
内   容 9:30 開講
9:50 今 大阪の古代史は楽しい
11:00 放送制作はコーヒーブレイクより始まる 
13:00 南方録を語る

14:00 ≪舞台点前≫
     ≪茶花をいける≫

奈良大学教授水野正好
NHK専任デイレクター
東 英純
今日庵文庫長京都学園大学教授
 筒井紘一
表千家有志
支部長有志
水野先生 奈良大学教授水野正好先生の「今大阪の古代史は楽しい」の熱演には感激しました。
先生は教壇の一カ所に留まることがなく、教壇狭しと前後左右に大きくかつ迅速に移動されます。このため、先生の姿を写真に撮ろうとシャッターをきったのですが、すべてピンぼけ、でも講演の内容は観衆の興味を引きつけるに十分なものでした。私もその一人です。
先生の話で興味を持ったのは、瀬戸内から大阪を通って信州そして北海道の南端まで歩いた象の話です。当然北海道にはマンモスもいたと思います。象とマンモスが出会って挨拶しましたかな?。
東ディレクター NHKデイレクター東さんの話では、NHK土曜昼の人気番組「生活笑百科」の裏話が興味部深い。
審判発言員?の上沼さんのホラは超有名ですが、本人はこれの縁で有名スターといいますか、売れっ子女優といいますか それになったそうです。上沼さんはホラをふくまえにあるしぐさをするそうです。左手だったか右手だったか忘れましたが、よく観察して下さい。
筒井先生 筒井先生の「南方録を語る」は、茶の基礎知識満載の講義。
著名入りの本「南方録を語る」は完売で名誉が保たれた感じ。一冊購入していましたので、社中の方で一読ご希望の方は申し出て下さい。
 表千家有志による舞台点前は収支ビデオ撮影に忙しかったです。
表千家有志による舞台点前

茶花を活けるは別コーナーでその一端を紹介しています。


 2002(平成14年度)第54回

講座は、二日間に及ぶが、今年は、第1日目を受講した。
最初、衆議院議員 佐藤氏の挨拶の中で、米国や中国と日本との教育実態の比較説明があった。最近中国へ旅行したとき、ガイドから中国の教育実情を聞いているので、今の日本の教育実態には少し不安が宿るような印象を持った。

開会の挨拶が始まろうとしています

今回は、女優さんの講演がなかったが、大阪城天守閣館長 中村博司氏の「秀吉と大阪城山里の茶室」を拝聴した。スライドが中心で、主に現大阪城の説明が主であったが、なかなか面白かった。
織田信長が世を去った本願寺は、現大阪城内に位置しているが、立て札は何故か「石山本願寺」となっている。立て札は現存しているので、大阪教育委員会が書き換えを指示するまでは「石山本願寺」となっているはずなので、大阪城を見学の節はお立ち寄りの上、ご確認下さい。なお、中村博司氏は、大坂本願寺とすべきと力説されていたのが印象に残っています。

このあと、舞台点前として、表千家から七事式その2数茶、裏千家から、薄茶葉蓋が披露された。

休憩の合間、ロビーをうろうろしていると、明日講演される「もてなしの心」の道具が展示されていたので、バッチリ写真に納めてきました。残念ながら、講演日は、ズル休みをしていましたので、詳細の説明は省略させていただきます。

二日目の「もてなしの心」講演の材


 

2001(平成13年度)第53回

8月4日(土)と5日(日)にかけて大阪厚生年金会館にて、社団法人大阪茶道会主催による「茶道夏期講座」が開催された。
5日の講座の中で、女優
正司歌江さんの「人と人と」と題する講演があった。約1時間の講演であったが、強く印象に残っているので、ここでその一部を紹介したい。

女優 正司歌江さんの講演から

歌江さんは、昔、三姉妹で「かしまし娘」として漫才界にレビューされた。今の若い人にはなびみがないでしょうが、「かしまし娘」は当時の漫才界のビッグスターです。そして2,30年前に解散したとき、本人は女優の道を選んだ。本人は、三姉妹の長女で、妹二人もそれぞれの道を選んだ。
女優の道を選んでみたが、当時女優としての仕事が全然入ってこなかったそうです。苦しい生活が続く中で、女優の仕事ではなく、まず講演依頼の話が入ったそうです。最初に出かけた講演では、足ががくがく震えたそうですが、内容は好評だったそうです。今回の講演内容を聞いて立派な講演者だと感激しました。本人の今までの生い立ちを素直に話されているのがよかったです。
女優の仕事では、当初は犯罪者役とか、ちょっと顔を出す程度の三まい役?どころしかこなかったそうです。せりふも三言ぐらい。しかし、本人は「どんな仕事でも最善を尽くすこと。これが次の仕事がくる秘訣である」と力説されました。仕事に好き嫌いは禁物なんですね。秋には本人が出演した映画が上映されるです。
歌江さんは三歳のころから舞台生活に入ったため、学校に行けなかったそうです。このため、書くことに不自由された?ようです。本人著名の単行本が数冊出版されています。これらは話をテープを介して編集者が活字に変換しているとのことです。今年の秋にも本を出版されるとのことです。一読されてみてはいかがでしょうか。
変わって心の教育は三歳ごろから十分に受けられており、講演の内容からそのさまが感じられます。題の「人と人と」から、その内容の一端が推測出来ましょう。
歌江さんは、もと漫才師。客席へのサービスは満点です。カメラを忘れて残念だったのですが、皆さんの中で歌江さんの講演を聞く機会があれば、ぜひカメラをもっていかれることを進言します。

H13.8.5 TN

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茶の湯年表

同じ夏期講座において、永島福太郎さんが作成した「茶の湯年表」の資料をいただいたので以下に紹介します。

〔古 代〕平安京(794)
 最澄(767)空海(794〜835)嵯峨天皇唐崎遊幸(815)(諸国寺院で茶を植えた)
                  永忠献茶

〔中 世〕鎌倉幕府(1192)
 栄西(1141〜1215)宋から茶を伝来(1191)「喫茶養生記」(1211)明恵(11173〜1232)栂尾茶園(茶の本山)
 叡尊(1201〜1290)西大寺茶園図 献茶・施茶(大茶盛)
 
室町幕府(1238)〔建武新政・南北朝・北山時代〕闘茶(欽茶の会)喫茶往来
 夢窓疎石(1276〜1351)開山国師 西芳寺に隠居「茶は静かに飲むべし」宗峰妙超(1281〜1351)大徳寺開山
 清巌正徹(1381〜1459)浄禅兼帯(釈正徹)歌数寄 茶数寄 能阿弥(1397〜1471)殿中茶湯
 
〔応仁の乱(1467〜1477)東山時代 戦国時代〕
 足利義政(1435〜1490)東山山荘(1482)行書を好む 唐物名物の模作 心敬僧都(1406〜1475)氷え枯るる
 珠光 (1423〜1502)「和漢のさかいをまぎらかす」小座敷の茶湯 宗珠(永正〜天文)数寄者「市中の隠」
 武野紹鴎(1502〜1555)本願寺衆徒町人 四畳半茶湯 今井宗久(1520〜1593)・千 利休(1522〜1590)・津田宗及(?〜1591)

〔近 世〕江戸時代(1603)〔信長・秀吉時代、閑ヶ原役〕】
 古田織部(1544〜1615)織田有楽(1547〜1621)細川三斎(1564〜1645)
 本阿殊光悦(1558〜1637)小堀遠州(1579〜1647)千 宗旦(1578〜1658)片桐石州(1605〜1673)立花実山 南方録(1690〕

茶の湯は @和漢兼帯〔国文・詩歌・浄土教と禅宗・唐物と和物〕の演出
A「圧縮の美(簡素枯淡)の鑑賞」
 イ.「枯びては唐びて」茶室は仙居(壷中)を想定
 ロ.国語・国文→和歌(31文字)→和漢朗詠(和漢兼帯・神仏混合思想)→連歌(浄土教・歌道)→和漢連句(和漢のさかいをまぎらかす)→俳譜(17文字)
B四畳半茶室と茶会記の成立


 

おけいこ茶会

平成16年10月3日、クレオ大阪中央において、第一回茶会を開きました。
当日は晴天に恵まれ、100名近い方が訪れました。これひとえに茶中の皆さんのご協力と感謝しています。

訪れた男性の一人はこの様な茶会に出席させて頂いたおかげで、日本にはすばらしい伝統の茶があることに感激されました。

クレオ大阪中央 茶会 案内板
茶会の風景
社中一同

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大阪茶道会

平成16年10月23〜24日、大阪城豊国神社において大阪茶道会主催の秋の大茶会が開かれました。
当日は晴天に恵まれ、のべ2000名近い方が訪れた模様です。

豊国神社

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茶道を習いたい方に

私の教室では、表千家を教えています。
お習いへの御案内